「アチュアルの夢」        Vision of Achuar

〜アマゾンから現代社会へのメッセージ〜

 南米エクアドルのアマゾン川の源流の森には、アチュアル族の小さな村々が点在しています。アチュアル族と現代社会との交流が始まったのは、わずか20数年前。彼らの生活は、未だほとんど知られていません。

 彼らは、毎朝起きるとワユーサ茶を飲みながら、その日見た夢を語り合い、夢を解き明かすという習慣を持っています。その日見た夢で、一日の行動を決めてゆきます。彼らにとって、夢はすべてが現実になるのです。物質的な暮らしは必要とせず、所有や欠乏ということが、彼らにはありません。夢とともに生きることこそが、アチュアルにとっては、最も大切なことなのです。

 

 「アマゾンの森が消える。」

彼らは、部族全体の未来を伝える夢で、森の生存が脅かされていることを察知、

そこから外部との接触を試みることになりました。

世界的に著名な資金調達者であるリン・ツイスト女史は、アチュアル族の人々の深遠なる精神性にインスパイアされ、「母なる大地」という意味を持つ「パチャママアライアンス」というNPO団体を立ち上げ、アチュアル族が、健全に公正に生きられる道を模索し続けています。

 

 この映画は、パチャママアライアンスの企画しているツアーに参加した日本人17名の14日間の旅に寄り添いながら、インカ帝国よりも遥か昔からアンデス山脈に住むカランキ族と、アマゾンのアチュアル族、ふたつの先住民の大地を訪れた旅のロードムービーです。

龍村ゆかり監督プロフィール

イメージメディエーター(映像作家 SAT療法セラピスト)

テレビ番組演出、ドキュメンタリー映画「地球交響曲」プロデューサーを経て、13人のグランマザー国際会議(世話役代表)をきっかけに任意団体「いのちの環Motherspirit」を立ち上げる。また、植物や小さないのちとつながる暮らしを求めて、信州の里山に魂のおきどころ「るりこう庵」を構え、東京・表参道との二拠点暮らし。民間放送教育協会評議員、国際平和映像祭審査員、月待ち講講元。共著に「地球の祈り」(角川文芸)