top of page

​寺子屋シネマPresents

2019年3月31日(日)

  子ども絵画ワークショップ

Atelier Element Present

​東京と三重の伊勢志摩で、ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエを主催するアトリエ・エレマン・プレザンの佐久間厚寛さんと佐藤よしこさんご夫妻による子ども絵画ワークショップを開催しました。

「谷汲、善立寺でのワークショップを終えて」

                           

 2019年3月31日、アトリエ・エレマン・プレザンは岐阜県の谷汲にある善立寺さんからのお誘いを受け、子供達のためのワークショップを行いました。 当アトリエは三重県と東京都を拠点に50名弱のダウン症のある人達専門のアトリエです。 彼らの持つ鋭敏かつ調和的な感性を、美術の視点から捉え、社会へと発信しています。 当アトリエでは、制作者一人一人が安心して自発的創造性を十全に発揮して貰うための環境作りを、最も大切にしてきました。感性が開き、心が育つ環境とは、人との深い繋がりによって生まれます。共感、心が響き合う場作りが土台となります。 今回のワークショップでは障がいを持つ人も持たない人も、みんな一緒に制作する時間を創りました。理想の制作を経験して貰うには参加人数等で様々な困難がありましたが、折角の機会なので妥協せず、本物の場と時間を体験して貰えるように、全力で取り組みました。 結果は大成功だったと実感しています。何より子供達の溢れ出る創造性と笑顔が答えでした。活き活きと動き出した線、鮮やかな色彩。子供達の持つ可能性。真剣な眼差し。この瞬間に、一筆一筆に命が宿る場面。制作する子供達の姿に深い感動を覚えました。 感じて動くこと、それが生命体の本能です。今この瞬間を生ききるエネルギー。制作を通して一人一人が輝き、生命力が溢れ出る姿に、本当に大切なこと、大切にすべきことを再確認しました。 この企画を実現するため、ご協力下さった方々へ感謝致します。

そして子供達にありがとうを伝えたいと思います。

 

                     

アトリエ・エレマン・プレザン東京 佐久間寬厚

​協賛・タイヤショップ早野・(株)螢雲堂・上中居ファミリークリニック・豊泉クリニック 

bottom of page