手づくりのアーカイブ
​ のこされた記録に光をあてる

皆さんは、「アーカイブ」という言葉をご存知でしょうか?

大切な記録を保存すること、または、その保存場所のことです。

でも――、

なぜ、残すのでしょうか。

誰が、残すのでしょうか。

誰に、残すのでしょうか。

これまで、専門家によって行われてきたアーカイブ。

しかし近年、草の根の「記録を残す」試みが全国各地に広がっています。8ミリフィルムや家族写真のアーカイブの事例紹介をとおして、「残すこと」について、今あらためて考えます。

松本篤(まつもとあつし)

1981年兵庫県生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。

「文房具としての映像」という考えを軸に活動を展開するNPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)のメンバー。

8ミリフィルムや家族写真といった私的記録のアーカイブづくりを2005年から始める。現在、東京大学大学院博士課程在籍。編著に『はな子のいる風景:イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館)、共著に『フィールド映像術』(古今書院)などがある。